‘セレン’について

この文章は葛城セレン優機様の情報を元にしています。

セレンselene’という元素を知っていますか?生化学的にも工学にも重要な元素なので少なくとも‘プロメシュームpromethium’よりは耳にする機会が多いでしょう。
この‘セレン’という元素は1817年、ベルセーリウスが発見しました。化学的性質がテルルによく似ていることから古代ギリシャ語のセレネselene(ギリシャ語ではσεληνη:月、月の女神の意)にちなんで命名されました(テルルは地球の意)。姉のラー(古代エジプト語で太陽の意)・アンドロメダ・プロメシュームが太陽なら、セレンは月ということでしょうか。また、セイレーンとはギリシャ神話の死の使者です。彼女にはもとから死のイメージがあったのかもしれませんね。

セレンは、セレン整流器、セレン光電管、セレン光電池に盛んに用いられています。セレン光電管は金属状セレンの内部光電効果を利用したもので、写真電送に用いられます。金属状セレンの薄膜の光起電力効果を利用するセレン光電池は写真用の電気露出計として広く用いられます。ガラス工学では赤色ガラスの製造に、赤色顔料としても利用されています。また、セレンは光に反応する半導体で赤やオレンジ色に相当する波長に反応します。アニメのセレンの赤い髪のイメージはこんなところから来ているのかもしれません。

また、セレンから連想されるセレナイトローズという石があります。石膏の1種で、日本語では「砂漠の薔薇」だそうです。セレンのイメージにぴったりですね。松本先生のお宅にもこの石があったそうです。

セレナイトローズ1 セレナイトローズ2

2000/11/18 撮影 ARAMIS


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